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石狩市(夕日の丘駐車場横) 高ヒット [地図表示]

「あつた」の地名は、歴史を遡ると松前藩の「新御国絵図」(寛文元年1661年)に見ることができます。
 また、天保十一年(1840年)以降は増毛、天塩、宗谷方面に和人の出稼ぎが許可されるようになりましたが、それまでは厚田場所が西蝦夷地の北限でした。
 「にしん」の北上とともに松前、江差方面の漁夫も北上し、松浦武四郎の「西蝦夷日誌」(嘉永三年、1850年)オショロコツ(押琴)の項によれば、訪れる和人は一万人もいたとされています。押琴の泊は、弁財船(千石船)が三十隻も停泊できる良港で運上屋も建てられ、古潭、押琴一帯は大変な賑わいを見せたといわれています。
 「にしん」は魚偏に非ずという字を書き、米の取れない蝦夷地では米(と同様の価値)であるという意味で、単位も米と同じ石が用いられたといいます。
 厚田が再び、「にしん」で群来ることを願い、往時の繁栄と記憶を後世に引継ぐとともに、新たな観光ルートとして確立し、地位の活性化につなげるため、この「にしん街道」標柱を設置します。
設置月日 平成二十年七月吉日 
設置者  社団法人石狩観光協会

 


地図  [KML] [地図表示]
住所石狩市厚田区厚田12番地4
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