積丹町 高ヒット [地図表示]

積丹の地名は、アイヌ語の「シャクコタン」から転訛したもので、「シャク」は夏、「コタン」は部落又は集落のことで「夏の場所」という意味である。
 宝永三年(一七〇六年)に積丹場所と美国場所の運上屋が設けられると、両場所は次第に漁場として開発されるようになり、その後、明治中期には鰊漁が最盛期を迎え、海が鰊の大群で銀色に染まるほどだったと言われている。
 鰊大漁と共に人口も増加し、大正六年には一一七三五人を数えた。
 鰊が人々の定住を促し町を形成し、文化、歴史を育んだ。
  エーヤーレンソーランソーラン
  ソーランソーラン(ハイハイ)
  大島コジマは兄弟島よ
   なぜにゴメ島はなれ島チョイ
  離れ島でも時節が来れば
   春はかもめが群れ遊ぶチョイ
  大漁手拭いキリリとしめて
   一夜千両の網起こしチョイ
  かもめどこ行く子供つれて
   鰊大漁の美国までチョイ
 鰊漁の作業歌でもあった沖揚げ音頭(ソーラン節)の歌詞が、往時の鰊の群来を物語っている。
 「にしん」に関係した日本海沿岸の各市町村において「にしんルネサンス事業」を展開することで、往時の繁栄された頃の鰊文化を再び蘇らせ、後世に引継ぐとともに、新たな観光ルートの確立など各地域での活性化に繋げる証として、「にしん街道」の標柱をここに設置する。
設置月日 平成十八年十一月吉日    
設置者  どっこい積丹冬の陣実行委員会

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住所北海道積丹郡積丹町大字美国町字船澗48-5
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